創作手帳。

　今日は創作手帳の話をします。

　『創作』の話になるのか
　『手帳』の話になるのかは
　書いてみないとわからない！
　何せ私文具大好き！

　休日でも毎日職場から電話がかかって来るのでヘンなテンションのままいってみたいと思います！

　2008年は本当に書けない年でありました。
　こんなことではいけない、このままでは一生書けなくなるとの危機感を覚え、自分のモチベーションを維持するために導入したのが、創作手帳。

　モノ書きにまつわるあらゆることどもを、ひとまとめにして書きつけられる手帳を使おう。
　そこに書くことそのものを楽しめるように、ちゃんとした手帳、気に入った手帳を買おう。

　まずはツールから入るのが文具好きの文具好きたる所以でしょうか。
　私が選んだのはLACONICの『A5 アポイント・レフト・ダイアリー』。
　開いて左側のページにバーティカルのスケジュール欄が一週間分、７日共同じサイズできゅっとまとまっていて、右側がフリーのノート欄になっているというレイアウトを雑誌で見かけて一目惚れした次第。

　プライベート用にほぼ日手帳、仕事用にLACONICのジョバイルを購入したあとでさらに2,000円超えのこの手帳を買おうと言うのですから、ちょっと手帳に金かけ過ぎだろう！
　と己にツッコミを繰り出さずにはいられない気分にもなりましたが…やっぱり、ちょっと無理してでも買っといてよかった！
　この手帳のおかげで、現時点で３か月以上もの間、毎日欠かさず書き続けることが出来ております(どこにも出せない捏造二次創作をな)。

　使用方法をざっと説明してみたいと思います。

　まず、デイリーのスケジュール欄。
　その日に書いたもののタイトルと、その文章についての自分なりのコメントを記します。
　こういう展開にしたら別の感じに盛り上がったのに！　とか、この後これはこうなるんじゃないか？　とか、次へのつなぎになるようなちょっとした文章をメモっておいたり。
　あるいは今日書いたモノはよく出来た！　と自分で思えたなら臆面もなく自画自賛しておく。我ながら面白かった！　よくやった俺！　自分自身は褒めて伸ばす主義ですから。
　後はその日書いたものを書いてる最中に思いついたんだけども、体力的＆時間的に今日はもう書けないというストーリーの切れっぱしを書きつけておく。物語の断片は右側のノート欄に写してさらに転がしてみたりします。

　右側のノート欄はフリーなスペースですから思いついたネタは何でもとりあえず書いてみる。
　文字にすることをためらってしまうようなアイデアでもとりあえず書いてみる。そのアイデアが面白いか面白くないかは一週間後ぐらいの自分が判断してくれます。
　時間のあるときにはキャラクターの相関図をぐりぐりと書いてみたり、ちょこちょこっとイラストを描いてみたり。
　絶対に誰にも見せない、正真正銘秘密の手帳ですから好きなコトを好きなように書き殴ってゆきます。
　またそういうハナシか！　とか、同じようなキャラばっかりつくるな！　とか、セルフツッコミもしたい放題です。
　あと「ねむい」ってやたらいっぱい書いてある。何だろうなこの手帳。

　そして最後にマンスリーのページ。
　その日に書いた文字数を記録してゆきます。
　地味な作業ながら、これが実に励みになるのです。
　何文字書けたかは問題ではなく、書けた状態が毎日続いてると思うと、これを途切れさせないように明日も頑張ろうという気持ちになります。
　そのようにして記録した文字数は、ひと月ごとに合計して年間プランのスペースに書き込みます。

　このように毎日記録を続けて自分のヤル気を維持していった結果、１月は17万文字、２月は12万文字書けました！
　今月も順調に書いてますよ！

　創作手帳の導入により「楽しんで文章を書く」という段階には完全に復帰出来たので、これからは「人様に読ませられる文章を書く」というステージに戻って来られるように頑張ります。
　そのためのお題挑戦なんです…(まだいっこしか書けてない…！)。